保険大事

保険大事ということだが、生命保険などはあまり好きではない。

法人向けのがん保険や、医療保険なんかは節税というか利益の繰り延べだけのためのような気がしている。

もしこんなにも有効に使えるという事例があれば教えてほしい。

 

(楽しく)生きるための保険


もし税理士が続けられなくなったら、もし今の生活が継続できなくなったらというようなことをたまに考える。

こういう場合の発想としてコンビニでバイトすればいいかとか、安易な考えが浮かんでしまい、発想に豊かさがないので、ちょっとこれはもっと豊かにしなければと思った。

もし続けられなくなったらこれをしよう、あれもしようという言ってみれば保険のようなものはある方がいいと思う。

今の仕事を続けられなくなっても、したいことが他にあれば楽しく生きていける。

今の趣味や興味の延長もいいのかもしれないが、見識を広めれば楽しいことはいくらでもある気がする。

 

移住も検討


今の仕事が続けられなくなった場合、移住することも考えられる。

国内、海外どちらでもいい。

言葉の壁はどうにかなると思う。

むしろ日本の村社会への対応が大変なことだと思う。

大阪市内の今住んでいるところでも、なんとなく地域の年寄りに監視されている気がするので、移住するときは注意が必要だ。

 

保険大事だけど今の仕事をがんばる


Googleマップで移住候補先を回るのは楽しいし、架空の事業計画を考えるのも楽しい。

ただ、今は今の仕事をがんばるのが一番だ。

税理士の仕事はまだまだ幅があると思う。

必要としてくれる人もいる。

何かあった時、絶望しないために保険は用意しておく。

何年か前に移住熱が高まり見学に行った高知県の土佐清水。

会社の節税

税理士事務所のサービスラインに節税をうたっているところがあるが、いったい何をしているのかとても気になる。

いかにして税金を減らすか。

たまにニュースとかになるのが、所得隠し。これは節税ではなく犯罪だ。

所得隠しの方法としては売り上げをちょろまかしたり、経費を水増ししたり、プライベートのレシートを経費に紛れ込ましたり。

こういった方々とは付き合いたくない。

逆に売り上げを水増しして税金を多く払うところもある。東芝とか。

思考回路がショート寸前としかいいようがない。

 

正統派の節税


費用の計上時期をずらしたり、従業員へ決算賞与を出したり。

売上の計上基準を変更したりというのもある。

その他、固定資産の棚卸しをして、すでにないものを除却することや、未払いの経費を集計したりして、こつこつと節税する。

中小企業の場合、倒産防止掛金に加入したり、従業員の退職金目的で中退共に加入したりすることも考えられる。

 

保険、レバレッジドリース


保険の場合、支払ったときは経費になるが、その後保険金として戻ってきたときに利益になるので、節税にはならない。

会社に損害が生じた場合に備えての保険としての機能以上のものはないと考えた方がいい。

保険会社への手数料ももったいない。

手数料のいくらかが税理士事務所へのバックになっているかもしれないし。

なので必要最低限の保険加入以外は検討の対象外になる。

レバレッジドリースも開始当初大きな損が続く。

その後大きな益がでるのでこれも節税ではない。

保険もリースも利益の繰延べなので節税ではないが、資金繰りを調整するという機能はあると思う。

 

というわけで


個人的には正統派の節税あたりを検討して、それでも利益が出るようなら税金を払うというのがいいと思う。

固定資産を購入したら特別償却や税額控除を検討し、給与が増加傾向なら雇用促進税制を検討しというような感じで、その時できることをする。

節税を意識するあまり、会社の資金繰りが回らなくなるということもあるので、とりあえず手当たり次第に税金を減らすというような考えはやめた方がいいと思う。

11月にベルギーの友人に会いに行く予定。

とても楽しみ。

写真は2013年に弟と行ったベルギー(へ行く途中のオランダ)