記憶レシピアカデミー スリランカのマトンカリー

ナンシー関というコラムニストがいて、何年か前にお亡くなりになったのをニュースで知った。

主にテレビに出ている人をネタにコラムを書いていらしたが、書きぶりや視点が独特でとても面白かった。

ちなみにコラムニストであると同時に、消しゴム版画家としても有名で、その名の通り消しゴムを彫って、芸能人の版画などを作成されていた。

この人の名前がついた本で、ナンシー関の記憶スケッチアカデミーという本がある。

雑誌の読者にお題を出し、記憶だけでお題の絵を描いてもらうという企画で、その絵がシュールなのとナンシー関のちょっと独特なコメントが絶妙でとても面白い。大学生だった私は授業中にこの本を開いてしまい、笑いを堪えるのがしんどかった記憶がある。

で、今回はその本を思い出した流れで、スリランカのホームステイ先で食べたマトンカリーのレシピを記憶を頼りに書いていきたいと思う。

記憶と適当な分量なので、出来上がりは作ってみないと分からない。

週末台風で天気も悪いようなので、記憶のレシピを元に作ってみようと思う。

 

【材料】4人前くらい

さいの目に切ったマトン 300グラム

塩 小さじ2くらい

あらびき胡椒 小さじ2

玉ねぎスライス 1/6個

ミニトマトざく切り 2個

クローブ 1粒

カルダモン 1粒

シナモン 1かけ

カレーリーフ 10枚くらい

チリパウダー 適量

ターメリック 小さじ1/2

チューブの梅 小さじ1/2

ローステッドカレーパウダー 大さじ2

水 300cc

ココナツミルクパウダー 大さじ1を100ccのお湯で溶いたもの

油 大さじ1/2

【作り方】

・マトンにカレーパウダー、胡椒、チリ、ターメリック、梅、塩をいれてよく揉みこんで2時間くらいおく

・油を鍋にひいて、クローブ、シナモン、カルダモン、カレーリーフ、玉ねぎ、トマトを炒める

・マトンを入れて炒めたのち、水を入れて15分ほど煮込む

・味を見て、ココナツミルクをお湯で溶いたのを入れる

 

写真が思い出す対象にしたマトンカリー

ココナツミルクはいらないかもしれない

マトンの脂のうまみがおいしかった記憶がある。

おかずの空心菜の炒めたのととても合っていた。