ふるさと納税でほしいもの

金曜は午前中外注の仕事。
午後は事務所で資料作成など。
もう11月も終わりで12月が始まる。
ブラックフライデーだかなんだかのセールが日本でも最近プッシュされている。
あと独身の日とか。
安くなるんだろうが、ちょっとうるさいと感じがする。

今年もふるさと納税の時期がきた

ふるさと納税、締め付けが結構きつくなると思ったのだが、まだ大丈夫な感じだ。
商品券とか旅行券とかは論外だが、食品とかは充実している。
今年は災害とか火災があった地域への寄付としてのふるさと納税が多いそうだ。
テレビかTwitterかでは、これが本来のふるさと納税の姿とか言われていたが、ええ!そうなのという感じだ。
ふるさと納税がこうなったことや、制度を利用した抜け道が出ることなど、どれも日本的だと思った。
もともとの趣旨があいまいで、みんなやっているからやりだして、周りに合わせて加熱してよからぬ方向へ行ってしまう。
あと食品系が強いので、北海道とかに寄付が集まるのはどうしようもないだろう。
実家がある生駒市を調べてみると、なんかヤマトポークとか大和牛とか出てきてびっくりしたが、こういうことしないと集まらないのかもしれないが、あまりにも中途半端なので、止めたほうがいいと思った。
もっと別の何かを考えないといけないと思う。
例えば市内のどこかのお風呂の入浴券とかだったら、実家に帰った時に入ろうとか、両親にあげようとなっていいかなと思った。

うんちして上機嫌で手をベロベロ舐める子供。

そろそろふるさと納税の準備を

ふるさと納税について、返礼率が高いとか、自治体と関係のないものがあるとかいろいろと問題が出てきている。

とはいうものの、これらの問題は自治体間の問題で、納税者である私たちには関係のない話だ。

確かに、ふるさと納税のポータルサイトなんかは完全に通販サイトなので、自分自身がどこの自治体に寄付をしたのか覚えていないというか、そもそも知らずにしているという点ではちょっと問題かもしれない。

あと問題といえば、旅行券などの換金性の高いものがある点だろうか。

HISなどの旅行会社が提供しているそうだが、これなんかは旅行会社の社員が会社のオーナーなどに直接営業をしているようだ。

HISとしては自治体から旅行券の発注があればもうけになるので、営業しない手はない。

この辺まで行くとなんというかモラルがなく、下品な感じがある。

 

とはいうものの


問題があるかもしれないし、一部モラルハザードが起こっているが、あまり気にせずふるさと納税を楽しめばいいと思う。

どう楽しむかポイントになる。

お米に、お肉に魚介類と食べたいものを探すのもいいかもしれないが、それだと味気ない。

個人的には今回は住んだことのあるところ、行ったことのあるところを中心に見てみようと思っている。

あとはちょっと住みたいなと思っているところもいいかもしれない。

 

地方自治体のHP


ふるさと納税のポータルサイトで返礼品を見るのもいいが、直接地方自治体のHPへ行ってみるのもいいと思う。

異常に見づらいHPの自治体や、変なマスコットを前面に出している自治体などさまざまである。

仕事柄、税金情報を見るために各自治体のHPを見ることが多く、HPが自治体でさまざまであることに驚く。

個人的には神奈川県のHPが見づらさナンバーワンだ。

ちなみにどこの自治体のHPにも同じ特徴がある。

ホーム画面から欲しい情報を探そうとしても一向に見つからないという点だ。

これは結構問題だと思う。

あとは税関係なんかだとその仕組みについて、自治体それぞれで解説をしているのだが、どこの解説もたらたらと文章を書いていて、理解に時間がかかる点も問題だと思う。

この辺は総務省とかが一括して分かりやすい説明資料を作成して、各自治体に配布するなどして統一した方がいいと思う。

 

ふるさと納税について考えるはずが、自治体のHPダサい問題になってしまった。

 

長野県の大町市

ふるさと納税やってる?

住民税の通知がやってきた。

考えるのも嫌なので、ペイジーで一括納付してしまった。

住民税の通知を確認すると、昨年ふるさと納税した分が反映されていた。

今年もしようと思う。

 

住民税とふるさと納税の概要


冒頭にもあったように、昨年おこなったふるさと納税が今年の住民税に反映される。

ふるさと納税は所得税にも反映されるが、所得税についてはその年の確定申告で反映されることになる。

時系列としては、2017年中にふるさと納税すると、2018年3月15日が申告期限の所得税で反映され、2018年6月頃に通知が来る住民税でも反映されるということになる。(下記図を参照)

ふるさと納税により、所得税や住民税が一部ふるさと納税で補われるということになる。

補われるついでに、ふるさと納税先からお礼がもらえるということで、一般市民にとっては楽しみな制度となっている。

ただ、じゃぶじゃぶふるさと納税すればいいというわけではなく、限度額を予想してしないと、とても損になる。

 

限度額の計算


限度額の計算は、ネットで検索すると計算サイトなどが出てくるのでそこで計算すればいい。

ただ、上記の図の通り今年ふるさと納税した分が翌年納付する税金に反映されることに注意する必要がある。

限度額を把握するためには、今年の自分の収入を予想しておかないといけない。

なので、12月末あたりでのふるさと納税の駆け込み納付が増えることになる。

この時期になると自分自身の収入もほぼ確定しているのでふるさと納税しやすいからだ。

 

ふるさと納税を悪用する人たち


旅行会社の旅行券がふるさと納税のお返しであったようだ。

これの仕組みは下記図のとおりである。

旅行会社が設ける仕組みになっている。

お米やお酒なら地元の事業者にお金がまわるはずが、旅行会社に回ってしまっている。

こんなことをするから、ふるさと納税に制限がかかるし、縮小の声が上がったりする。

やめてほしい。

あと、東京都がオリンピックへの協力という名目でふるさと納税を募るそうだ。

今更という感じと、なんとなくいけてない感じが漂ってきて、オリンピックへの興味も薄れてきている。