始めてロードバイクっぽいのを買ったのは25歳の頃だ。
税理士の専門学校に通っていたころから、自転車熱が高まり、どれにしようか受験勉強中も考えていた。
当時はsurlyやsomaといった、クロモリのアメリカの雰囲気が感じられるフレームに興味をそそられた。
いいなと思ったのは、surlyのlong haul truckerというツーリングバイク。
26インチのタイヤで、フレームサイズによっては700Cになる。
色がとても良いと思った。
悩みに悩んで
就職してちょっとお金が自由になった頃、とうとう自転車を買った。
購入したのはBianchiのlupoというどちらかといえばツーリングバイクっぽいロード。
カンチブレーキで、キャリア用のダボがついていたような気がする。
なぜこれにしたのか覚えていないが、おそらく10万円くらいとお手頃で、色が気に入ったのだと思う。
購入後気づいたが、ちょっとロードバイクとも毛色が違うなということ。
ブレーキがカンチだし、フロントの変速は3段あった。
事故に遭遇
不満なくBianchiに乗っていたが、ある朝お墓参りに行こうと自転車で向かっていたところ、と右折するトラックの側面にぶつかった。
フレームはゆがみ、結構けがもした。
保険金が入るのかなと思っていたが、トラック側の保険会社が色々と難癖をつけてくるので、保険金をあてにせず新しい自転車を購入した。
surlyのlong haul truckerだ。
パーツはBianchiのを載せ替えた。
フレームサイズが少し大きかったので、ステムを短くしたり、サドルの位置を変えたりと苦労した記憶がある。
このとき初めて自転車旅行というのをした。
しまなみ海道1泊2日の旅で、南港から深夜にフェリーで移動して、四国の東予港というところに朝到着、しまなみ海道の途中にある生口島というところで宿泊して、翌日広島の福山から新幹線で帰るという旅だった。
入院
病気になり半年近く入院した時期があった。
暇だったので、surlyをもう少しロードっぽくする計画を立てて、病室でパーツを注文し実家で受け取ってもらっていた。
退院して自転車の改造に取り組んだ。
ディレーラーがtiagraだったのを105にして、フロントをトリプルからダブルにした。
クランクはsuginoのにした気がする。
この頃から、自転車を自分で改造したり、組み立てたりするという面白さに目覚めた。
初めてのロードバイク
これまでツーリングバイクだったのだが、30歳くらいの頃ロードバイクを購入した。
ヤフオクでeddy merckxのalu sportというのを買った。
銀色のアルミフレームで、ロゴがかわいらしいかった。
コンポもついていて10万円くらいだったと思う。
ちなみにコンポはカンパのveloceだった。
一番熱心に自転車に乗ったのはこの時だったと思う。
林道を巡ったりする楽しさに目覚めたのもこの頃だ。
lookの585
ちゃんとしたロードバイクを組み立ててみたいという思いが高まり、またヤフオクでフレームをあさっていたところ、lookの585のフレームが安く出ていた。
カーボンフレームで、発売当初は数十万円といういいフレームだ。
コンポはカンパで、フォークはeastonの黄色いのにした。
これもよく乗ったと思う。
チタンのフレームへ
34歳位の頃、Instagramでアメリカの人がmootsのチタンフレームを利用しているのを見た。
初めてチタンフレームというのがあるのを知り、興味津々になってしまい、またヤフオクで物色をするもなかなかなく、最終的にeBayで見つけたのが、今乗っているBianchiのチタンフレームだ。
おそらく2000年頃に作られたフレームで、ハンドメイドのシールが貼ってある。
今も飽きずに乗っているので、いいフレームなんだと思う。
trekの自転車
酔っぱらってヤフオクを見ていたら、5,000円くらいでtrekの古いフレームが出品されていた。
カーボンとアルミが合わさったやつで、かっこよかったので思わず落札してしまった。
なぜかダボ穴がついていて、これでメキシコのバハカリフォルニアをツーリングした。
結論としてはロードバイクでツーリングはとても危険ということだ。
タイヤとフレームの余裕がなかったり、ホイールの耐久性がやはり弱く、ツーリングには向いていないと分かった。
今度ツーリングをするときはこの辺を気を付けたい。
次は(笑)
ご多分に漏れずグラベルロードが欲しくなっている。
ただ、今はBianchiの他、testachのcyclo-tryというシクロクロスのバイクもあり、
これをツーリングバイクに改造する方が楽しそうかなと思っている。