理不尽な税金百選

体重の件は省略。

仕事をしているとハッとなること、寝ているときでもあれどうやったやろと思って起きてしまったりすることがある。
年に何回かそういうタイミングがあって、はっとなったあとに嫌だなと思いつつ、実際に確認してミスがあれば対処するしかない。
先日は2月決算の仕事のために、前回の決算の申告書等を見ていたら、留保金課税の計算をそういえばしていないとなって、
ヒヤッとした。結局留保金課税の対象ではなかったし、前回の決算時にそれを確認していたのだが、すっかり忘れていた。
そんな留保金課税だが、一般的な中小企業はほぼ対象にならない法人税のなかの制度の一つだ。
留保金課税の対象になると税金が多くなる。
会社として利益が出て、この利益を会社で持ったままにしているとかかる税金で、考えると理不尽な税金だ。

あと、株式の譲渡や配当に対する税金が20%で固定されているのも理不尽だ。
給与や事業には上限45%とかで税金を課してくるくせに、株は20%。
孫正義さんとかは配当がおそらくとんでもない額入ってきていると思うのだが、いくら入ってきても20%だ。
税の抜け道というか、お金持ちへの優遇政策の最たるものだと思う。

ふるさと納税も変な制度だと思う。
一度利用すればその楽しさに虜になってしまうが、税金の納める先を変えるだけでお礼がもらえる。
国益という面から考えるとゼロだと思う。
むしろ10の税金の行き先が変わって、3のお返しが来るので、7が利益になるのでマイナスだと思う。
その分、地方自治体の収入が減ることで、市役所の老朽化が直せなかったり、市営の病院の経営を縮小したりということになりかねない。
とはいうものの、制度してあるのでふるさと納税は続けるが。

消費税も何だそれっていう税金だ。
消費するのに税金がかかるって。
考えた人はよほど意地が悪いと思われる。
ちなみにこの制度の悪いところは、事業者全員を対象にせず、売り上げがいくらまでなら納めなくてもいいよとしているところだ。
そうなると、売り上げが少ない事業者のところでストップした消費税が出てくる。
実際出ていて、これはストップしたところの事業者の利益になる。

傘の中に入って来いよみたいな感じで誘われてうれしいが、低すぎるので結構しんどい。

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