給料から何が引かれているかとかの話

3月の初め頃に自転車が故障して、電車通勤となっていたのだが、ようやく修理して自転車通勤が復活した。

故障の内容はブレーキレバーを引くと、戻らない状態で、レバーが故障したのかなと思い、新しいレバーや各種ケーブルを取り寄せたりしていたらまあまあ時間がかかった。
あとは修理する気が起こらず、電車通勤も楽なので放置していた。
いざ修理に取り掛かって分かったのは、レバーの故障ではなくケーブルワイヤーが一部断線してほつれていたことによるものだった。
ほつれてケーブル内でひっかかって、戻らない状態になっていた。
レバーは壊れていなかったので、無駄な買い物をしてしまったが、新しいレバーはうれしいのでまあいいかと思っている。

色々引かれる給料

税理士事務所などに勤務しているとき、給料をもらっていたのだが正直その中身についてちゃんと理解していなかった。
今は分かる。恥ずかしながらちゃんと分かるようになったの独立してからだ。
知ることでメリットがあるかとかというよりは、知っておいた方がいい。
自分自身が払っているものなので。
仕組みや、支払先、計算のタイミングなど。
あとは、お金のことを考えるときに多少役に立つと思う。

給料から引かれるものには以下がある。
①所得税(源泉所得税)
②住民税
③社会保険料(厚生年金、健康保険)
④雇用保険

①の所得税は源泉所得税と言われている。
毎月概算額の所得税が源泉所得税として徴収され、その年の12月に1月から12月の給与の額で正しい所得税が計算され、余っていれば還付される。正しい計算して還付したりするのを年末調整という。
通常この所得税の計算は各個人が確定申告でするものなのだが、サラリーマンの場合は会社が年末調整をするので、確定申告は不要とされている。
ただ、ふるさと納税とかする人が増えているので、確定申告している方も増えてきていると思う。

②の住民税だが、所得税が国に納める税金で、住民税は県や市に納める税金だ。
年末調整をしたデータが市町村に送られ、それをもとに住民税が計算される。
つまり、前年の給与の額をベースに住民税は計算される。
計算してこの税金1年かけて支払ってくださいというのが大体6月頃に知らされる。
会社勤めの場合、会社にお知らせが来て、会社が給与から差し引いてくれる。
ただ、会社を辞めたりすると給与もなくなるので自分で払わなくてはならなくなる。
辞めたときにそんなの知らなかったという人をよく見る。
失業保険は会社を辞めた時の住民税を支払うためのものと思っておいた方がいい。

③社会保険
もらえるのか分からない厚生年金と、健康保険(医療保険)も給与から引かれる。
大体給与の額の15%くらいだろうか。
まあまあのウェイトを占める。
健康保険もほとんど病院へ行かない人にとっては割高なな気がする。
医療費の負担は5割負担とかにして(今は3割)、健康保険料を引き下げるとか無理なのかなと考えたりもしているのだが、どうなんだろうか。
ちなみに、会社員は厚生年金と協会けんぽという健康保険に入るのだが、自営業者は国民年金と国民健康保険に入る。種類が違い、保険料も異なる。
会社員の場合、半額を会社が負担している分自営業者に比べて負担感は少ないと思う。
自営業者の国民健康保険が馬鹿みたいに高くて、家族3人で100万円近く支払う必要がある。
月々8万くらいの保険料なわけだが、高すぎな気がする。

④雇用保険
これは失業した時の失業保険とかのための掛金てきなもの。
サラリーマンは加入が義務だ。

ということで、これらが月々の給与から引かれるし、強制なので、どうすることもできないのだが、自分自身が何を支払っているのか、理解することは重要だと思う。
所得税や住民税に関しては、生命保険に加入したり、住宅ローンを組んだりすると税金が安くなる制度もある。
その辺はまた機会があれば解説しようと思う。

子供が大きくなってきた。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です