事業承継や組織再編を進める場合、シンプルに進めるのがいいと思っている。

何がシンプルか。

実施する事項に合わせて、様々なプランを検討する。

回りくどいのから、効果があるのかよくわからないもの、クライアントの意に沿わないもの。

こういったプランは考え出すと複雑になる。

コンサルはこれを整理する必要がある。

必要があれば、クライアントにも説明する。

結局落ち着くのはシンプルなプランということになる。

 

プランを進める過程で複雑になる


複雑になる原因として状況が変化することのほかに、当初の検討不足というのがあると思う。

検討不足がゆえに問題が生じて、それを回避するために回りくどいことをする。

こうなってくると、クライアントのためというよりかはコンサルタントの保身のためのプランになる。

プランのためにはアイデアが重要だが、プランの実施前にはそのアイデアの検証を入念にすべきだと思う。

 

提案段階でクライアントにどの程度示すか


比較できるプランがあるのなら、どういうプランがあって、何が違うかを示せればいいと思う。

検討過程や、計算過程などを説明して、念を押す場合などがあるが、その辺のリスクはコンサルタント側でとるべきだ。

 

これまでの事業承継税制


これまでの事業承継税制はシンプルなようで、回りくどいプランだったと思う。

プランを実行する過程での状況の変化に対応できないからだ。

新設された特例事業承継税制でも対応できない部分があるが、対応できる部分もできた。

そういう意味ではほかのプランと並べて比較できるレベルにはなっていると思う。

 

台湾の話をしていたら、台湾へ行きたくなってきた。

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