月末、月初と出張が多くなる。
まずは高知、その後北海道で、また高知だ。
いつもリムジンバスで空港まで移動する。
リムジンバスは2列シートのバスだが、席の隣に荷物をドカンとおいて、満席になっても知らんぷりしている人は何なんだろうか。
たまに空気を読まないおじちゃんがすんまへんすんまへんと言いながら、荷物のある席に無理やりお尻を押し込んで座り、先に陣取った荷物の人がかなりむすっとしていたりする。
時間の無駄と思いつつ、一部始終を見てしまう。
事業承継を進めるうえでのファミリービジネスの考え
事業承継について、最近はM&Aが流行っていたりするが、個人的には家族や親族で事業を守りながら発展させるのもいいと思っている。
家族や親族で発展させる場合、役割分担や管理、運営など色々な面で繊細なところがある。
例えば株式だ。
株式会社の場合、会社は株を発行しているので事業を継続するには株を承継しないといけない。
これを家族や親族みんなで持つのはちょっと問題がある。
株自体は集中的に管理すべきだと思う。
第三者などに株式の一部を持たせてもいいが、その場合にはどういう影響があるか、どいういう風に第三者が関わるのかよく検討しないといけない。
役割分担もなかなか難しい。
家族、親族だからと言って、無条件に事業部門のリーダーに据えるのはかなりリスクがある。
また、経営管理自体は外部に任せた方がいい場合もある。
色々と考えないといけないことは多いが、M&Aであっさり売ってしまうのとはまた違う楽しさがファミリービジネスにはあると思う。
事業承継というと、どうしても株、株価に目が行きがちだが、こういった事業の方向性が決まってこそ、株や株価に対する対策も有効になると思う。