たまに本当か嘘か判断がつかない話を聞くときがある。
こちらに実害がなければいいが、だまされて実害があると困る。
だまされて奪われるような財産はないので、わざわざだます人もいないと思うが。
だます人には大きく分けて2つあるのではないだろうか。
だまそうと思ってだます人と、本人はにだます気はないけど結果としてだましているパターン。
だまされる人はどっちにしてもだまされるのだが、だます方にそんな気はない場合の方がたちが悪いと思う。
結構なんでも信じてしまう
税理士事務所を開業すると、色々と営業の電話がかかってくる。
営業はかかってきた時点で拒否するが、たまに話を聞いてしまうときがある。
こちらが知っている会社であったり、知り合いから聞いたことがある会社とかだと拒否のハードルが少し下がるようだ。
ただ、結局営業は自分の利益しか考えていないということを肝に銘じなければならない。
必要であればこちらから問い合わせればいい。
こちらから問い合わせるという原則に気づくまで、いくつか営業の話に乗ってしまったことがある。
銀行の投資信託に、仕事が獲得できるというネット広告。
どちらも今考えると全く必要がないが、こちらの仕事が欲しいタイミングで来たりしたので、タイミングが良かったのかもしれない。
ただ、タイミングが良かったり、状況が良かったりするとするっとだまされたり、話に乗ってしまうことがあることを覚えておかないといけない。
意図的にだます人はタイミングを作り出す
一般的な営業は自身のスキルプラス、相手のタイミングなど運が関わってくると思われるが、意図的にだます人や本人にそんな気はない人は、相手のことは考えていないと思われる。
あたかもタイミングが良かったような状況を作り出したりするのだろう。
だます気はない人も、自然とこういう状況を作り出しているのだと思う。
胡散臭いと感じたら近寄らない
こんな話をするのも、最近結構壮大な仕事の話をする方の話を聞いたかだら。
すごいなあと感心した。コネクションや、行動力など感心するばかり。
帰る途中ふと我に返ったのだが、結局これまでの実績が全くないおじさんの話だった。
設計図なんかを持っていたが、その人のもうけは結局コンサルフィーや、バックマージンのみ。
自分で手を動かさない人の典型みたいな感じの人で胡散臭いと思った。
わたしもコンサルティングの仕事をしているが、この仕事は実はかなり泥臭い。
それが全く感じられなかったし、その歳になってまで実績がないのであれば、そういうことなのだと思う。
お盆で帰省している友人と飲んだり食べたりして過ごした土日。