税理士会支部の研修委員というのをしている。
毎月くらいのペースで研修が開催されるので手伝いをしている。
昨日は社労士を講師に招いて助成金に関する研修が開催された。
研修は淡々とレジュメを読む感じで、楽しいものではなかった。
助成金の傾向
助成金といえばただでお金がもらえるということで、ちょっとグレーな方に人気である。
私も結構しつこく助成金の申請を調べさせられたことがある。
なのであまり助成金に対していい印象はない。
実際、知り合いの社労士と話しているときも、この条件をとりあえずこういう風に申請してあとで何とかするみたいなテクニックというか抜け道なんかを利用して助成金を申請したりするということも聞いたりする。
そんな助成金だが、昨日の研修では高齢者雇用と育児関係が多かった。
高齢化と少子化の対策ということだろうか。
助成金の条件
助成金を受けるには条件をクリアしないといけない。
何歳以上の高齢者を●名、継続して雇用する必要があるとか。
その際、○○の数値を8割以上維持し、年一回報告義務があるなど。
一つ一つ助成金の条件を確認しながら検討するのはちょっと骨が折れると思った。
どうせならイエス・ノーで答えたら、申請できそうな助成金はこれとか出るようなシステムにしてほしい。
助成金はありなのか
高齢者雇用や産休、育休などの制度を奨励することで、自然とそういった仕組みが根付いていくことが助成金の目的だと思う。
実際に高齢者雇用も育休とかの制度も意外と根付いてきている気がする。
制度の普及には助成金も一役買っているかもしれない。
ただ、なんとなく助成金には抵抗がある。
あまりオープンになっておらず、知る人ぞ知るみたいな制度が多いのと、お金以外になんか方法がないのかというところで引っかかっているのだと思う。
そんなことを昨日研修を聞いていた思った。