産創館のサポーターに昨年から登録している。
登録していると言いつつ、産創館が一体何をしているのかというのはあまり理解していない。
公益財団法人が運営していて、大阪市の経済戦略局の外郭団体ということで、胡散臭くはない。
製造業であれば、売り先のマッチングや、特許の相談、海外製造の相談、従業員の雇用問題や損害賠償の問題など、結構なんでも相談に乗ってくれる。
これはぜひ利用すべきとホームページを見ていて改めて思った。
こういった問題対応については専門家がサポートしており、私もこのサポーターに登録している。
ただ一つ問題が
問題と言っても私自身の問題で、産創館の問題ではない。
サポーターに登録したものの、前年度は相談がゼロであった。
たまに登録していることを思い出して、そういえば相談ないなと思っていたら1年経過した。
サポーター自体は1年更新で2年間いけるとのことで、更新の案内が来たとき、更新しないでおこうかなと思ったのだが、ゼロ件である旨を産創館に伝えねばと思い、更新した。
そもそもサポーターとして登録している分野に問題があるかも
今回懇親会に参加して、登録しているサポーターの方と話をする機会があった。
みなさん弁護士や社労士、弁理士で、相談は結構あるようだった。
法律相談や、創業、労務に登記、知的財産などは問題として捉えやすく、経営者や担当者の方も問題意識を持ちやすい。
翻って私の登録している分野は事業運営全般というところで、ちょっと私も何かわからない(笑)
事業運営で登録している方は結構広範囲にサポートをしていて、私自身は事業承継や相続、組織再編をうたい文句にしている。
登録当初、せっかくコンサル会社で事業承継や組織再編の案件を扱ってきたし、これまでの知識や経験を事業承継で困っている方に提供できたらと思っていた。
よくよく考えると、事業承継や相続というのは当事者が問題意識を持ちにくいというか、問題が向こうからやってくるというよりかは、問題提議して初めて意識するものだと思う。
そういった特殊な問題を、門を構えて相談待ってますといったところで、やってくることはまずない。
やっぱり金融機関・・・
問題提議をどこがしているかというと、金融機関及び、金融機関と提携しているコンサルティング会社などである。
金融機関は融資の関係で法人や富裕層を自然と把握できる。
融資先には決算書の提出も求めており、問題提議できる環境がばっちり備わっている。
ただやっぱり金融機関が事業承継を扱う場合、ちょっとなという提案がなされる場合がある。
融資自体は必要であればいいのだが、事業承継と称して意味のない株式の移動が行われたり、
凝りに凝ったスキームが提案、実行されて、実行したあとのフォローを誰がするのかなというのがあったりして、
その辺はやはり慎重に見極めないといけない。
懇親会楽しかった
相談ゼロで、ちょっと肩身狭いのかなと思って出かけたが、他の専門家の方と話ができて楽しかった。
スリランカとカレーに注目していただいた方もいて、嬉しかった。
じゃがカレー再開しようかなと検討中。
今日も事務所へ行く途中で路上に置かれている植木をたくさん見つけた。
暖かくなると外に出すようだ。