税理士なのに住宅ローン控除受けれなかった話

昨日は早めに仕事を切り上げて、家に帰った。
家に帰って子供とぶらぶらしたりして過ごした。
その後回転ずし(くら寿司)に行ったのだが、回転寿司は行った後に虚無感に襲われる。
満足度が低いというか。
何だろうあれは。
たまに行きたくなるのだが、行ってみると、あーこんなのだったなとなってしまう。
今回もそんな気分になった(笑)

中古で家を買って、リフォームしている。
昨年11月に買って、そこから設計事務所の人とリフォームの打合せをして4月にようやく工事が始まり、7月の初めあたりに完了する予定だ。

たまにお客さんの確定申告で住宅ローン控除の申請をしたりしていて、あんな感じで自分も適用できると思っていたのだが、自分の出まさかの適用不可だった話。

住宅ローン控除は家を買うときに銀行からお金を借りるが、借りたお金の毎年の残高の1%くらいを国が補填してくれる制度だ。
実際には確定申告で自分の納める税金から控除されることとなる。
大体10年くらい控除される。
残高なので、毎年減っていくと思うが、3,000万円、4,000万円借りると200万円位は得すると思う。

①中古の場合まず築年数の条件が立ちはだかる
新築の場合と中古でかなり条件が異なる。
新築の場合はほぼ無条件に適用可能だが、中古の場合は築年数が20年(マンションとかで一定の場合は25年)経過していると一気にハードルが上がる。
築年数が超えている場合は

②耐震の基準への適合が必要となる
これは家屋の取得の日前2年以内に、適合基準の調査がなされているか、瑕疵担保責任の保険契約が締結されていればよいとある。
いずれにしても取得前ということだ。

ということで古い家の場合、住宅ローン控除を受けるハードルがかなり上がる。
(そもそもそんな古い家取得しないケースが多いと思われるが・・・)
うちの場合、築30年くらいの家だったので、①ははじかれた。
②については不動産屋から説明がされなかったので、購入後調べてそういうことかとなった。
本気で住宅ローン控除を考えているなら取得前の耐震基準の調査とか瑕疵担保責任保険を検討しないといけない。
国というか自民党は各種団体に便宜を図るため、新しいものの税金を下げがちだ。
住宅ローン控除しかり、自動車税しかり。
何年か前、volvo940という20年くらい前の車に乗っていたが、一定年数経過した車は税率が高くなるような制度で、結構な自動車税を払っていた。
今回古い家を取得したのだが、ここにも新しものへの優遇があった。

住宅ローン控除を受けることができないと分かって悔しかったが、そもそも銀行はあまり貸してくれなかったので、借入れは少なく、ダメージは少ない。
なのですぐに気持ちは切り替わったが、なんかイケてない制度だなと思った。
なお銀行があまり貸してくれなかった理由は建物が現行の法令に反しているからとのことだった。
あまり貸してくれていないのに、結構偉そうにリフォームの進捗はどうだ見たいな電話をちょくちょくかけてくるのでさらに銀行が嫌いになった。
ということで、銀行もイケてないし、その辺の説明をしない不動産屋もイケてないし、ちゃんと調べていなかった私もイケてないと思った。

絶賛改築中の我が家。外枠は残して、中身は全部変わる予定。

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