週末、土曜日は午前中子供と二人で自転車でぶらぶらしたりした。
日曜は午前中引越しの見積もりがあって、午後から関空に行ったりした。
関空は人が少なくてエアコンが効いていて、子供が走り回るにはとても良い場所だった。
マクドナルドも混雑していないし、エスカレーターやエレベーターは乗り放題だった。
その後、関空の対岸にあるマーブルビーチというところに行った。
白くて丸い石が敷き詰められたビーチとのことだったがいまいちだった。
歩きにくいし、海は汚いし、白い石が反射してまぶしい。
もう二度と行かないと思う。
目的が相続対策は無意味と思う
財産圧縮のためにマンションを買って、購入後まもなく死亡して、財産評価基本通達に基づく評価方法で申告をしたところ、その評価額は低すぎるということで更正処分されたという記事があった。
これは銀行にのせられてこういうことをしたらしい。
土地建物で、購入額が15億くらい。
ほぼ借入れらしい。
これが財産評価基本通達に基づく評価だと5億くらいになりますよ営業があったみたいだ。
10億くらい財産額が圧縮される。
実際に5億で申告したら、国税の方からそれは10億で申告するようにとあった。
基本的に相続があった場合の財産の評価は財産評価基本通達でよいのだが、特別な事情があるとき(おそらく財産評価基本通達が租税回避的に利用される場合)は財産評価基本通達によらない時価で評価するべきとされている。
今回のが租税回避と言うか、節税のためにされたのかどうか、ほんとのところは分からないが、相続対策が主目的だったとして、そこまでして節税したいのかとこういう記事を見ていつも思う。
対策のためだけに不要なものを買っているのだ。
この時点で残念な人だと思ってしまう。
あと15億借り入れて、実際の市場価値が15億程度で維持できればいいし、15億返済できるだけの賃料収入があればよいと思うが、そんなにうまくは行かないと思う。
いやいや、価値は維持できるんです、上がる可能性もあるんですよと言われるかもしれないが、それは博打みたいなものだと思う。
下がる可能性も大いにある。
財産の圧縮だと財産を株に変えて、株の評価にすると4割くらい財産額が圧縮されるというのもある。
まあこれも会社が必要で会社を設立したついでの効果としてあればいいと思うが、対策のためだけにする場合がある。
そのあとの会社維持のためのコストとかを考えると私ならちょっと躊躇する。
いずれも目先の利益を優先したのだと思うが、不動産価値は下がる可能性がある(上がる可能性もあるかもしれないが)し、そもそも対策のためだけに不要な不動産を買うのがばかげているし、会社設立も一緒だ。
銀行及び、銀行周辺のコンサルがこういった提案をすることが多いと思う。
借入をして財産を圧縮しませんか、財産を集約しませんかとか。
節税以外に目的があって、方法としてこれらがマッチすればいいと思うが、節税目的なら一度考え直した方がよいと思う。