社内インフラというとネットワーク系とか業務系とかいろいろあるようだ。
業務の基盤となるもので、ネットワーク系であればサーバーの構築や社内のインターネット環境、セキュリティも含まれるのだろうか。
業務系だと勤怠管理とか、経理業務、販売・仕入れ管理などがインフラに該当するのではないだろうか。
インフラはインフラストラクチャーの略とのことで、基盤や基本的施設といった意味らしい。
何気なく使っているけど重要
会社に入るとPCが用意されていて、メールアドレスも準備されていて、勤務時間の管理方法や、各種ソフトの利用方法などのレクチャーを受ける。
あとは会社を辞めない限りそのシステムを利用し続けることになる。
最初は使いにくいなと思っていたシステムやソフトも時間が経てば慣れてしまう。
使いにくさは慣れてしまうのだが、それによるストレスや時間のロスは確実にある。
読み込みに時間がかかっていたり、手続きに重複があったりすると1分、2分はすぐに過ぎてしまう。
たとえ1、2分であっても、待ち時間で集中力が低下したり、待ち時間があるがゆえに利用率が低下したりということも起こりうる。
社内インフラの整備、見直し
普段何気なく利用しているので、分からないかもしれないが社内インフラが古くなっている可能性はある。
ネットワーク系、経理業務、販売・調達管理、勤怠管理など。
設備投資というと建物や機械に目が行きがちだが、こういった社内インフラ系への投資のほうが重要だと思う。
会社の建物がボロボロでも、こういったインフラ系が充実していれば、会社の運営は結構何とかなる。
経理業務系で言うと、手書きの作業があったり、年代物のPCと経理ソフトなどが整備の対象になる。
こういった社内インフラを整備することで、業務の効率化はもちろん、操作するときのストレスの削減や、業務品質の向上などが見込まれる。
いいことばかりではないが
システムやソフトの更新はお金がかかることが多い。
数百万から数千万と、ちょっと躊躇する見積もりが出てくる可能性もある。
始めたら始めたで、作業の遅れなどで予算からはみ出ることも多い。
こういう場合、事前の調査や検討が浅い場合が多い。更新前には社内の状況を把握して、何が必要かを見極めたり、無料やそれに近いサービスでの代替え手段の検討などもすべきだと思う。
絡まっているだけかもしれないので、ほぐして整理することで解決することもある。