会社を合併したときの税務手続きなど

ここ最近は大企業及び中小企業ともに再編関係が落ち着いてきた感じがするのは、そういった仕事から少し離れたからだろうか。

先日の大阪市営地下鉄の民営化では現物出資が利用されたそうだ。

大阪市が所有する鉄道関係の設備等を出資することで、新しい会社を作る方法で出資者が株主となる。

上場企業の買収等の場合、最近だと武田薬品がドイツかどこかの製薬会社を買収した。

これは単に株式取得が利用されていると思う。

上場企業が非上場のベンチャー企業を買収する場合、株式取得の他に株式交換が利用されることもある。

これは、上場企業がベンチャー企業の株式を従来の株主から取得する代わりに、従来の株主へ上場企業の株式を交付する方法だ。

上場企業としてはキャッシュアウトがなく、自社の株式を交付するだけで済む。

で、最近官報を見る機会があり(官報には合併や分割などの情報が載っている)、見てみると結構合併の公告が出ていた。

こういった合併は中小企業で、しかも関連会社内で実施されることが多い。

 

中小企業の関連会社間の合併に意味はあるのか


グループでいくつか法人がある場合で、そのうちひとつを清算するかどうか検討している際に合併で吸収してしまう場合がある。

これは清算した場合、清算配当により法人が所有する資産が株主へ行ってしまう。

株主へ行ってしまうのを避けるため、合併を選択する場合がある。

この他、グループ内の法人に損失を抱える法人があれば、グループ再編で合併してしまうことも多い。

当然こういった再編をする場合、先のように清算や合併、その他の方法を列挙してそれぞれのメリット・デメリットを検証して、

プランに合った方法を選択する必要がある。

 

会社を合併したときの税務手続き


合併される法人は、合併により吸収されるため、合併の日の前日で税務上は消滅することになる。

したがって、消滅した日から2ヶ月以内に法人税の申告をする。

申告は合併した法人の名前で行うこととされている。

したがって、合併した法人を所轄する税務署あてに申告書も提出する。

ただし、地方税の申告書は合併される法人を所轄する市町村へ提出する必要がある。

法人税の申告書には付表を添付する。

あとは異動届で合併の届出をしたり、消滅に伴う給与支払事務所の廃止などが必要になる。

被合併法人側で忘れがちなのが給与の特別徴収の異動届で、これは被合併法人から合併法人に回付して、それぞれの市町村へ提出する。
相続するだけでめんどくさい。

事業所税を払っていて、合併で事業所を引き継いだり、廃止したりした場合はその申告書も必要だ。

給与支払い事務所の廃止届でも必要なら提出する。

合併法人側でも大体同じだ。
棚卸資産の評価とかが合併法人と被合併法人で異なる場合は届出が必要になるとかは個別に判断する。
役員が新たに就任して、事前確定届出給与を出す場合には、臨時改定事由に該当するので1ヵ月以内に提出する必要がある。

と届出関係だけでもめんどくさいが、減価償却台帳の引継ぎ作業や、経理の補助科目の統合引継ぎなどもかなりめんどくさいと思う。
あとは銀行対応。
これもめんどくさい。黙っててほしいがいちいち金融機関は口を出してくる。

届出関係は最近は電子申告で申告を行うため、申告を合併される法人と合併する法人のいずれの利用者識別番号でするのか、というところがちょっと明確になっていない。

ネットをチラチラ見てみると、どちらの意見もある。

 

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日曜日、友人のバンドを見た帰りに食べたなんばにある天政といううどん屋の肉うどんとかやくご飯。

とても美味しい。

地域活性化について税理士の立場から

アメリカのオレゴン州にあるポートランドに以前から興味があり、日本でもそういった地域があれば面白いなと思っていた。

ポートランドが万人に受ける街なのかどうかというと受けないと思う。

だから独自性があって、興味がある人が出てくる。

日本は風景が結構どこも同じだ。

町に大きな道があって、そこにチェーン店がひしめいている。

吉野家に、マクドナルド、ファミレスに、紳士服屋。

チェーン店が独自性を奪っているのかなと書いていてふと思った。

 

税理士の立場から


まちづくりのアプローチは色々あると思う。

行政が大規模にノウハウを取り入れたり、イベントしたりというところから始まったり、

一人の方の取り組みに共感して徐々に広まったり。この場合、本人にまちづくりの意識はなく自然に広まる感じだと思う。

税理士の立場として何ができるのかとよく考えている。

顧問税理士として、一人の方の取り組みに財務会計からサポートするというのは一つできることではあるが、地域活性化を主導するわけではない。

コバンザメみたいに流れに乗っているだけだと思う。

他、積極的に開業のサポートをするというのも考えられる。

飲食店なんかは、実際に人が集まって店が増えてなるので分かりやすい。

他には、会社をリタイヤした方や、脱サラした方の開業を支援するのも地域の独自性につながると思う。

こういった方々が会社を作って、活動をするというのが増えると町の雰囲気は変わると思う。

 

他にもあるのかな


地域活性化は目に見えるものではないし、半年、1年で何かが変わるものでもないと思う。

個人ができることといえば、コツコツと続けることが一番なのだろうか。

場所を作るというのは一つのポイントだと思う。

気軽に集まれるスペースがあれば、色々始まりやすい。

とりあえず店舗付き住宅を購入して、税理士事務所にスリランカカレー屋を併設するのがいいのだろうか(笑)

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週末にツアー・オブ・ジャパンの堺ステージを見てきた。

プロの方は雰囲気が違った。

写真はバーレーン・メリダの新城幸也さん。

ユニフォームかっこよかった。

先立つものは金?

卸売業や、小売業、飲食業、製造業と大抵の業種では、物を仕入れて売ることで成り立っている。

自ずと仕入れてから売ることになるため、先立つものは金ということになる。

仕入れたものが売れると、お金が増える。

増えたお金で仕入れて、また売る。うまくいくと売上が増えていく。

仕組みはシンプルだけど、業種によって勝手が違ってくる。

卸売業や製造業の場合は売上金が2ヶ月、3ヶ月先となることが多い。

小売業や飲食業の場合は仕入れたものが売れないリスクが高い。

 

資金のやりくりを先まで見る必要がある


卸売業の場合、売上があったけど、お金の入金が先で、その間に大きな取引を受注してその仕入れをしてしまい、支払いに苦慮するということがある。いわゆる黒字倒産ということにもなりかねない。

大きな注文は事業拡大のチャンスではあるが、資金のやりくりが曖昧だと、果たしてチャンスに乗るべきかどうすべきか判断できない。

安定的に事業を運営するためには、週単位、月単位、半年単位くらいでの資金のやりくりを見ておく必要がある。

 

どうやって資金繰りを見るか


通常、会社の利益は売上から仕入れや経費から差し引いて計算する。

ただこの場合、売上の実際の入金が数カ月先だったりして、利益=会社に今あるお金ではないため、

実際の入出金ベースで資金繰りを見ることになる。

 

銀行からも借りる


資金のやりくりで、入出金の予測がつくが、それだけだと大きな仕入れに対応することはできない。

まとまったお金が必要になる。まとまったお金は、会社が利益で蓄積するか、金融機関から調達するのが一般的だ。

あとは、出資を募るというのもあるが、上場会社でない場合は難しい。

創業間もない会社の場合は利益を貯めるどころではないので、金融機関から借りることになる。

事業計画と返済可能資金の試算、資金繰りなどを作って、金融機関からお金を借りる。

 

先立つものはお金ではなく、事業


事業があるからお金が生まれるのか、お金があるから事業が生まれるのかというジレンマがあるが、

お金持ちの人や会社でない場合は、事業ありきということになる思う。

最近のNECや東芝みたいにお金がお金があっても事業(と経営陣)がイマイチで、傾いてしまうこともある。

5年前の5月の写真。

当時31歳だった私はトレイルランニングに凝っていた。

このときは生駒山から交野の私市の方まで走っていった記憶がある。

消費税10%と適格請求書等保存方式

消費税はややこしい。

事業をされている方に説明する場合、はじめからつまずく。

「受け取った消費税と、支払った消費税があって、会社ではその差額を支払います」と説明してもなかなか理解してもらえない。

そんな消費税だが、来年の10月から10%になる予定だ。

平成27年10月に本来は10%になる予定だったが、平成29年4月に延期され、更に平成31年10月に延期された。

延期の背景には政治的な目論見があり、なんとも言えない。

ただ10%はかなりの影響がある。

3,000万円の家を買って、2,000万円が建物、1,000万円が土地だったとすると、建物部分が消費税の対象なので200万円の消費税がかかる。

普段の生活でも、確実に2%増税分の影響は出てくる。

なので、飲食料品は8%のままという軽減税率制度がとられる。

面白いのが、この軽減税率に新聞も含まれていることだ。

業界からの要請で軽減税率対象になった感じがあるが、業績はかなり悪いのだろうか。

朝日新聞の決算短信を見てみると、前期比で数十億単位で売上が落ちているようだ。

この10%への増税は現状延期の予定はされていない。

最近のアパートの建築ラッシュも消費税10%が影響していると思う。

 

適格請求書等保存方式


考えたくもないが、経理で10%と8%が混在することになる。

混在しているのをうまく経理できない方向けに計算方法の特例が設けられたりするようだが、そんなことなら全て10%でいいという気になる。

なお、消費税が10%と8%で混在することになるので、請求書や領収書、レシートについて、どれが8%でどれが10%かを示さないといけない。

平成35年(2023年)の9月までは今までどおり、レシートや領収書をもらって、これを経理するということで問題はない。

ところが2023年10月からは請求書や領収書の発行も制度が変わる。

現状、経理での消費税の処理はほぼ自動的に何も考えずにできる。

これが制度が変わると、以下のようにめんどくさくなる。

・登録された事業者が発行した領収書や請求書をもらっていないと消費税の処理ができない。

・領収書などには相手先の名前や自身の登録番号、品物ごとの税率などを記載する必要がある。

(相手先は省略可能な場合もあるとのこと)

・発行する側も、この写しを保管する必要がある

・消費税の免税事業者からの仕入れは消費税の対象にならない

(免税事業者は適格請求書の発行者に登録できないため)

(ただし、2026年9月までは仕入れ税額相当額の8割、2029年9月までは仕入れ税額相当額の5割を仕入税額控除として控除できるとのこと)

・自動販売機や切符等の場合、この請求書はいらない

 

事業者としては請求書や領収書の発行システムを対応させた上で、請求書の発行事業者として登録する必要がある。

税理士としては経理上、登録事業者からの請求書と未登録事業者からの請求書で分けないといけないのでその辺の仕組みづくりとかが必要かもしれない。

申告書作成上は、売上の消費税と仕入れの消費税を集計するようになるようだが、売上については消費税の対象分の売上を集計して、それに税率をかけて計算することもできるようだ。

しかし、誰も得しない制度だな。

 

スリランカ行きたい・・・

写真は、アヌダーラプラというところで食べた昼ごはん。

スリランカで食べたご飯の中でもトップを争うくらいに美味しかった。

ジャックフルーツのカレーに、青菜のサンボル、パリップ、魚の素揚げ、その他おかず。

税理士の仕事に必要なwebサービスなど

仕事をする上で、パソコンは必須で、パソコンにさえ向かっていれば仕事をした気になれます(笑)

一人で税理士をする上で、ぜひお勧めしたいwebサービスなどをまとめました。

また、気になっているサービスや、こんなのがあればいいなとふと思ったサービスも掲載しています。

 

現在利用しているwebサービス


・Dropbox

会計業界も最近クラウドに湧いています。

果たしてそれはクラウドなのかよく分からないものにまでクラウドとついている気がします。

あとはフィンテック。

それはさておき、Dropboxは便利というか必須だと思います。

クライアントやチームでの作業でのファイルの共有、名刺の管理などなど。

・Gmail

パソコンにはOutlookなどのメールソフトが入っていますが、Gmailが便利な気がします。

スマホにもGmailを入れてしまえば、送受信メールの管理が一元化できます。

あとは、PCの買い替えたときもメールデータの移行を考える必要がありません。

・Google Calendar

これもPCとスマホにアプリを入れてしまえば、予定の管理が一元化できます。

電話しながらPCへ予定を入れたり、外出先でクライアントの予定をスマホに入れたり。

他にも便利な機能がありそうですが、現状でもだいぶ利用価値が高いです。

・Googleフォト

スマホの写真は全てGoogleフォトへ同期させて、スマホのデータ自体は削除しています。

フォトへ無制限の同期をする場合、圧縮が行われているとのことですが、素人目には分かりません。

同期した写真はPCで見れます。また、PC上にある写真データも同期すればスマホで見れるので便利です。

・OneNote

使ってみて半年ほど経ちますが、便利です。

電車の中で思いついたこと、クライアント先で生じたTODOなど、ひとまずこれに入れています。

あとは議事録やアジェンダも以前はワードで管理していましたが、OneNoteの方が探しやすさや、記入までのスピードなど、ワードよりいいと思います。

・レンタルサーバ

事務所開業後2年ほどTumblrでのホームページ運営をしていました。

これはこれで、Tumblrへの愛着が増してよかったのですが、レンタルサーバ早めに借りて、ちゃんとホームページを作っていればよかったなとも思いました。

年間6,000円ほどのレンタル料と、2,000円くらいのドメイン維持費がかかりますが、独自ドメインとメールアドレスが持つためには仕方ないです。

・ワードプレス

これもTumblrへの愛着が強すぎて、2年間見て見ぬふりをしていましたが、とてもいいサービスだと思います。

ホームページもプロが見ればぼろぼろかもしれませんが、フリーのテーマなどから自分で作ることができます。

自分で作ったホームページは愛着が湧いていいと思います。

・appear.in

最近使っているwebのカメラ会議システム。

こちらがサインインすれば、相手先にはアドレス共有だけで利用できたり、画面の共有ができたりと便利。

音声の遅延も感じられないし、会話も不自由なくできます。

・moneytree

・freee

・MFクラウド会計

この辺は省略します。

freeeはやはり経理はじめての方でもとっつきやすいようで、サービスとしてはいいのかもしれません。

ただ、税理士向けには営業が激しかったり、なぜかクライアントとの契約状況とfreeeへの移行状況の進捗報告を求められたりと、なんというか、うるさい感じです。

 

気になるサービス


・オンライのワード、エクセル(Googleのドキュメントやスプレッドシート)

これはオンラインでかつライブで議事録を共有してお互いが書き込めたりするので、使い方によってはすごく便利な気がします。

事業計画のPL作成をするときに、スプレッドシートを共有してその場で数字をいじったり。

契約書もオンライで確認して、それに電子署名でもできれば印紙が必要ないのにと思ったり。

 

webになってほしいサービス


・税理士の検索サイト

税理士の選び方というか、どうやって見つけたらいいかが分からない方がほとんどだと思います。

そういった方のために、ひとまず税理士を機械的に年齢や性別、地域とかでソートできるサービスがあればいいともいました。

ただ、いろいろ問題ありそうなので、このようにブログなどで自分自身の存在をアピールして活動するほうが無難な気もします。

・税務会計ソフト

webサービスではないですが、各社それぞれのソフトを出しており、基本的には互換性がありません。

会計は弥生で、申告と内訳書はJDLといった場合、申告自体は電子申告できるものの、決算書は郵送しないといけないなど、ちょっと訳の分からないことになっています。

あとは固定資産のデータなども各社で互換性は当然なく、CSVで出したデータのやり取りすらままなりません。

この辺はちょっとどうにかならないかなといつも思っています。

 

ちょっと前もスマホのアプリについて書いた気がしますが、最近自分自身が利用しているwebサービスが整理されてきた気がしたので、まとめました。

他にも何か便利なサービスがあれば教えて頂きたいです。

 

仕事中、音楽やラジオを良く聴いている。

最近はスリランカのFMをネットで聞くのに凝っている。

そこで流れていたマリリンマンソンのあの曲!?みたいなの。

この方はインドの方なんですかね。

しかし、GmailにGoogleフォト、カレンダー、You TubeとGoogleに頼りすぎですね。

今から始める確定申告

確定申告、年明けからバタバタして、ノイローゼ気味になる話をよく耳にする。

確定申告については毎日経理して、領収書を整理しておくことを強くお勧めする。

そうすると、年が明けて確定申告しようかとなった時、1~2時間もあれば申告書の作成まで完了すると思う。

私自身がどのようにしているか、少し紹介しようと思う。

 

  1. 領収書の収集
  2. 会計ソフトへインポートできるエクセルシートの準備
  3. 領収書のエクセルへの記入
  4. 請求書の発行と売上管理表
  5. 月初の作業
  6. 確定申告

 

領収書の収集


消耗品を購入したり、打合せでコーヒーを買ったり食事をしたり。

こういった時にもらう領収書はひとまず財布へ入れている。

ちなみに領収書じゃなく、レシートで構わない。

 

会計ソフトへインポートできるエクセルシートの準備


弥生会計やfreeeの場合、ソフトへ直接入力する方法のほか、csvデータから入力する方法がある。

それぞれのソフトのcsvフォーマットがあるので、これを準備しておく。

 

領収書のエクセルへの記入


財布に入っている領収書をcsvフォーマットへ記入していく。

これは通常2日に1回とかの頻度で行っている。

他、交通費などはmoneytreeで電車のICカードを同期させているので、ここで確認してフォーマットに入力する。

moneytreeではクレジットカードも同期しているので、ここでカードの利用分があればこれも入力する。

なお、Amazonなどのwebで購入したものは領収書が出ないが、これについてはPDFにしてフォルダに保管している。

なお、csvへの記入には少しだけ経理の勘定科目の知識が必要だ。

記入した領収書は領収書ファイルに月別で分けて保管する。

 

請求書の発行と売上管理表


私の場合、請求書を発行する日はまちまちだ。

請求する場合、売上管理表へ名前や金額、日付などを入力する。

入力分は請求書に連動させて、発行する。

 

月初の処理

銀行の口座の入出金をwebで確認して、入金分を売上管理表でチェックする。

領収書のcsvフォーマットを開いて、入金分は預金/売上という処理を入力し、

この時点で未回収の分は売掛金とする。

その他、csvフォーマットには定期支払の家賃や携帯代などがすでに入力されているので、金額だけ変更する。

最後、csvフォーマットをエクセルのテーブルにして、ピボットで科目ごとの確認などして、

会計ソフトへ流し込む。

会計ソフトでざっと売上推移や、経費の状況などを確認する。

 

確定申告


上記のとおり、月々の分は大体できているので、確定申告特有の生命保険や、社会保険料などを入力する。

減価償却などもあればここで入れてしまって、確定申告書を完成させる。

 

以上である。

2日に1回の作業が10分くらい、月初の作業が30分くらい、確定申告自体は2時間くらいだろうか。

日々ちょっとずつすることをお勧めする。

この辺の確定申告までの領収書の管理や経理方法などのマンツーマンでのレッスンもしているので、

興味あれば連絡ください。

家の近所になんかいい家を見つけた。

ベランダが広いのと、サンルーム的なのがいいと思ったポイントだと思う。

税理士との出会い方

相続のことや起業のこと、よくわからない税金の請求が来た時など、Yahoo!知恵袋の相談結果を見て納得していないだろうか。

仕事でネット検索をすることが結構多い。

検索すると結構このYahoo!知恵袋の検索結果が上位に表示される。

知りたいことを確認するというよりかは、合ってる合ってないという議論になってしまう。

ある程度、こうかなというのをつかんだうえで、Yahoo!知恵袋の意見も参考にするくらいならいいかもしれない。

まあでもYahoo!知恵袋には色々な質問が集まっていて、見ているだけで面白い。

税金のことでわからない場合、相談したい場合は税理士に聞くのが手っ取り早い。

ただやっぱり色々なことが引っ掛かって税理士に相談に至らないと思う。

私が弁護士に相談するとして、弁護士を探すところから始めるとなると、やっぱり困ってしまう。

見つけた税理士と合う合わないという以前に、その税理士をどうやって見つけるかが最初の壁として立ちはだかる

 

どうしたらいいか

弁護士や税理士をどうやって探すのがいいか考えてみた。

  1. 弁護士会や税理士会の無料相談を利用
  2. 電話やメールで問い合わせ
  3. 知り合いの会社経営者などに顧問税理士や顧問弁護士を紹介してもらう

 

弁護士会や税理士会の無料相談を利用


これを利用するのが無難な気がする。

弁護士会や税理士会に問い合わせると、日時や場所を教えてくれる。

その場で回答でいることなら回答を得られるし、その後有償のサービスに移行する場合も、適正な料金が提示されると思う。

とはいうものの、担当の税理士などが合わないということもあるので、その場合は断ればいい。

税理士会の場合、税務相談や経理の仕方の指導など色々とメニューがあった気がする。

 

電話やメールで問い合わせ


税理士会などで相談して、ちょっとなと思ったらネット検索で、自分の住んでいる地域名と税理士で税理士を調べてみて、一度問い合わせるといい。

例えば「住吉区 税理士」とかで調べてみると、色々出てくる。

これが例えば「相続 税理士」となると、有象無象のどこから湧いてきたか分からないのがたくさん出てきてしまう。

地名を入れたほうがいい。

時間があれば、いくつかの税理士事務所へ相談して見積もりなど出してもらうといい。

 

知り合いに紹介してもらう


これは書いてみたもののお勧めしない。

紹介となると、その税理士がいいかどうか不明だし、後で断りにくい。

名前だけ聞いて、ネットでどんな感じか見てから問い合わせるという感じがいいかもしれない。

 

ゴールデンウィークはおおむねいい天気だった。

友人に会い、実家に帰りと楽しく過ごした。

写真は最終日、ランニングに出かけた帰りがけに食べた唐揚げ定食。

ビールも注文して、完全に昼から酔っぱらった。

料理のPDCAとアジャイルなど

料理を作るのは苦ではない。

作るのは好きだし、献立を考えたりするのも好きだ。

翻って仕事はというと、そこまで得意ではない。

得意ではないと考える理由は、効率があまり良くないことと、ミスをすることにあると思っている。

結構頻繁にそのことを考える。

昨日は妻が夜仕事だったので、晩ごはんを作った。

キャベツともやしの中華風ミルク炒めと、豆腐とネギを煮たやつ、ネギと蛸のぬたを作った。

九条ネギが大量にあったのと、野菜でお腹を満たそうという考えから、このような献立になった。

そこでふと思った。

普段のカレーもだが、作り終えるまで結構効率がいい。

これは仕事に活かさなければ(笑)と。

ということで、料理をするときの手順、思考を書き留めて自分なりの備忘録にしようと思った。

 

献立を書き出す


チキンカレー、豆カレー、豆苗のサラダ、たけのこのモジュなどと作るものを書き出すことから始まる。

バランスを考えて、メニューを考える。

考えたメニューはA4の紙の左側に書き出して、右側に必要な材料を書き出して、買い出しに出かける。

買い出し先にて他に魅力的な材料があれば、それを使った料理に変更する場合もある。

→提案書や工程をざっくり作ったり考えたりして、クライアントへ提案、ヒアリングをする。

ヒアリングで提案内容が変更になる場合もある。

 

大体の流れを把握する


メニューが決まって、材料がそろったら作るものの工程をざっくり把握する。

作るもの全ての工程を把握する必要はなく、これから作る1品についてざっくりと把握しつつ、要点を抑える。

先に切っておいたほうがいいものは何か、調味料は何が必要か。

合わせておく調味料はないかなど。

ここで、完成したときのイメージも持っておく。

→タスクをざっくり把握して、要所を押さえる。

後々必要となりそうなものについて把握しておく

 

作って調整


既に材料は切ってあり、調味料もあるので作るだけ。

味を見て調整する。

→実行しつつ調整する。

 

書き出してみると


PDCAになっている。

プランのところがやはり重要で、計画して流れを把握しつつ、この時点で妻の要望をヒアリングをしたほうが良い。

実行自体は材料を調理するだけなのであまり重きを置くところではない。

最近アジャイルに興味があるが、大まかな流れを把握しつつ、PDCAをこまめに回すということだと思っている。

料理に例えると、晩御飯の献立を1週間分ガチガチに決めて変更の余地をなくすのではなく、冷蔵庫にあるものと妻の様子を伺いつつ、必要なものを買い出しに行き、作るというのを1週間繰り返すということだと思う。

仕事となるとDOばっかりという感じだったと思い、料理に置き換えて仕事してみようと思った。

先日、南港の三角公園というところに行った。

休日のお昼だったがバーベキューしている方が1組だけという良い空間だった。

税金の申告をしないとどうなるか

私自身、税理士になってようやく税金や社会保険について、なんの税金か、いつ頃支払うのか、どうやって計算するかなど理解した。

税理士にならなければ理解しないまま支払っていたと思う。

理解していると、備えることができるので税金や社会保険への抵抗が少し下がるような気がする。

働き出した当初、最初の会計事務所を1年半で辞めて(会社がブラックで上司に怯えていた)、半年くらいブラブラしたのだが、ブラブラの途中で住民税の納付案内が来たり、国民健康保険や、国民年金の何かが来たりして世知辛い世の中と思った記憶がある。

今になってみると辞めるとどういう感じになるか想像できるので、計画を立てて行動することができる。

何も知らずに失業保険をあてにして無職を楽しもうとしていると痛い目に遭う。

 

所得税を申告しない場合


所得税や法人税、相続税などは申告納税制度がとられている。

自主的に申告をして納税をする制度。

なので、申告をしなければ納税額も生じない。

会社で働いている場合、この申告を会社が年末調整という形でするので、実感はないかもしれない。

まれに、会社で働いている場合で給料から源泉徴収されているのに、会社がその源泉徴収したお金を税務署に納めていない場合がある。

この場合は働いている方に責任はなく、会社に責任が生じる。

では、申告をしないまま放っておけるかどうかというと税務署が放っておかない。

どういう管理をしているのか分からないが、税務署が連絡をとってくる。

税務署から連絡が入らず、ラッキーでしたということになる場合もあるかもしれないが、ちょっとそこは分からない。

税務署から連絡が入って、結局申告していませんでしたとなると5年なり7年分の申告をすることとなる。

これに加算税という罰金と延滞税という利息がついたりする。

これに連動して、住民税の連絡が来たり、これまで低かった国民健康保険が申告後の金額で再計算されて連絡が来たりする。

ちょっとうんざりする状況になる。

なので、申告をしていない場合はなるべく早く、自主的にする方が傷が少なくて済む。

 

無申告の方の特徴


税金払うのもったいないと考えている方がほとんどだと思う。

 

こういう場合、ちゃんと計算してみるとそれほど税金が出なかったりする。

いい物件を見つけた。

アパートローンの弊害

プラモデルみたいなワンルームマンションが続々と建設されている。

黒い壁に赤い柱のマンションや、風が吹いたら吹き飛びそうな壁の作りのマンションがあまりにも無秩序に作られているのを見て、もぞもぞしている。

もともと、古いビルや公団など、ちょっと年代物の建物を見るのが好きだ。

こういった建物は作りがよい。

内装を整えれば、とても快適に住めるし、外観もいい場合が多く、まだまだ利用できると個人的に思っている。

それに比べると最近のアパートローンの加熱で建てられるマンションは受け付けない。

 

景観的に止めて欲しい


空いた土地に建物を建てるのは自由だが、いやいやそんなところに建てなくてもという所に、

エキセントリックなマンションが建ったりする。

バブル時代のマンションなんかも結構奇抜だが、最近のはちゃっちい上に奇抜なので、なんというか趣がない。

造りがしっかりしていると、廃墟になったときもいい感じになるのだが、最近のはボロくなるだけだ。

 

孫の世代に残せても始末に困る


施工会社などのウリ文句として次世代やその次の世代へ資産を残せるというのがあると思う。

ただ、見た感じ最近経っているマンションの寿命は20年から30年くらいの気がする。

気がするだけで、50年、60年いけるのかもしれないが、そこまでしぶとく残っている状況は想像できない。

子の世代まで残ったとしても、引き継いだときにはボロボロになっていて、収益性はなくなっていると思われる。

本人の相続対策として建築されることが多いと思うが、正直引き継いだ方は迷惑な気がする。

 

そもそも儲からない


収支計画や資金繰りを不動産会社などから見せられると、結構行ける感じで作られているのだと思う。

どういう感じで作ると行ける感じに見えるか考えてみると、

前提として、家賃の下落は考えられていないのではないだろうか。

また減価償却部分が余裕資金として提示されている可能性がある。

 

通常、減価償却費部分の余裕資金は修繕の積立などに充てるべきで、この部分から返済や生活資金に流用すると今後の修繕が不可能になる。

家賃も5年もすると落ちる。

消費税の還付スキームは難しいと思うので、この辺は流石にウリ文句にはなっていないと思われる。

 

相続対策になるか


キャッシュを建物などの不動産にすると相続税計算上の評価額が下がる可能性はある。

なので相続対策にはなる。

ただ、今後劣化していく物件を相続した次の世代にとってはちょっと迷惑かもしれない。

そんなことならキャッシュで相続したほうが相続税は高くなるがいい気がする。

 

セカンドオピニオン受け付けています


マンションの営業を受けている方は、一度ご相談ください。

収益性や資金繰り、相続対策としてどうかなど検討します。

こういう感じの建物が好き