moneytreeの活用

経費精算は会社や従業員にとって骨の折れる作業になる場合がある。

事務職や、普段からPCに向かって仕事をする職種の場合、仕事の合間にというのが可能かもしれないが、製造関係や営業の方にとってはなかなかPCを開くタイミングがなく、そもそもPCを付与されていない場合もあり、どうしたらいいのかという場合がある。

また、社長や取締役などになると、なぜ私がそんなことをしないといけないのかという話になる場合もある。

 

交通費をどうするか


電車のICカードのチャージ分を経費に計上していることがあるが、これは認められていない。

利用分を経費に計上することが求められる。

理想としては、個人でクレジット引き落としのICカードを作成してもらい、これをmoneytreeと同期させ、ICカード部分を印刷し、仕事で移動分をピックアップして会社に請求するというのがいいと思っている。

会社としてはそれを立替の交通費として精算すればいいし、明細はそのまま保管しておけばいい。

ICカードから履歴をCSVで出せるなら、それを加工してもいいと思う。

いずれにせよ、利用に応じた経費計上が求められる。

 

書籍や、会議費など


前職の場合、書籍を個人で購入したり、会社用の携帯も個人で契約したりして、それを会社へ請求するという方式だった。

クレジットカードでの決済が多く、たまに現金という感じだったが、クレジットカード部分はカードの履歴をCSVでダウンロードして加工、それに現金部分を追加するという方法をとっていた。

めんどくさくはあるが、毎日処理をすれば大変なことではない。

 

シンプルに都度請求


利用の都度、従業員に立替経費請求書を書いてもらい、請求書に領収書やレシートを添付してもらい、精算するというのがシンプルでいいのかもしれない。

 

めんどくさいなら解決策を考える


めんどくさいからとどんぶりになるといけないので、それなら工夫をして対応するか、工夫でだめそうならコストをかけて対応するなどを検討する必要がある。

交通費に限って言えば、クレジットカード引き落としのICカードにすれば大半は解決すると思われる。

その他の経費もクレジットカードで決済というのを原則にすれば、そこまで立替経費の精算に困ることはないのではないかと思っている。

 

スリランカが恋しくなった時に読む本。

どちらも読んでいるとスリランカの情景がよみがえってきて心地よい。

従業員の経費管理

経費管理といっても、会社の業態や従業員の数、モラルなどによって管理方法は異なる。

最近は経費精算専用のアプリがあったり、経理ソフトに経費精算機能がついていたりする。

こういったアプリなどは既製品の場合、なんだか自社にマッチせずで浸透しないことが多い。

オーダー型のものもあるが、この場合は初期費用が結構長くかかることが多く、躊躇することが多い。

最近、クライアントなどからほかの会社や事業主はどのように管理しているのかと質問を受けることがあるため、ちょっとまとめることにした。

 

結局何が問題になっているのか


経理をする側では、従業員からの請求分を取りまとめたり、証憑と突き合わせをしたりするのがめんどくさい。

一方従業員側は、利用した分をエクセルなりでまとめる必要がある。まとめる作業を放置するととても大変なことになる。

この辺が楽にできますよとうたっているのがfreeeなど。

 

アプリで何ができるのか


社員側は証憑を写真撮影しつつ、金額や内容、日付をアプリ上で入力することで、いつもエクセルでまとめていた作業を省略することができる。

また、交通費などはICカードを連携させることで自動で流し込めるようだ。

ただし、従業員としては証憑を撮影またはPDF等で添付して、入力という作業は避けることができない。

またICカードに個人利用分などが入っている場合は除外する作業などが発生する。

経理側では添付された写真なりと入力データの確認はやはり必要だ。

結局アプリなどで省略できるのは、エクセルを開くという手間と、入手したデータの会計ソフトへの流し込み部分という感じである。

 

結局は本人のみぞ知る


アプリを利用しても、何に使ったかや、誰とどこに行ったかなどは本人が入力する必要がある。

この辺、機械が何でもしてくれると思って、何もせずにいると後で地獄を見ることになる。

 

理想形


支払った際にスマホにデータが転送されてきて、プライベートと仕事の振り分けができるというのがいい。

データの転送元は支払先なので、データ自体が証憑になるし、日付管理も確実だ。

現金払いのところはどうしようもないので、人力で対応するしかない。

現状アプリやソフトを使うのがいまいちマッチしなさそうな会社などについては、日々の入力を徹底させるのが時間短縮の近道のような気がする。

入力するだけの簡単なアプリを作るか、巷の家計簿アプリを会社専用にして使うというのもいいかもしれない。

 

6年前の6月は絶賛入院中であった。

こんな焼きそばを食べるのに1時間くらいかかった記憶がある。

意外とやばかった。