そろそろふるさと納税の準備を

ふるさと納税について、返礼率が高いとか、自治体と関係のないものがあるとかいろいろと問題が出てきている。

とはいうものの、これらの問題は自治体間の問題で、納税者である私たちには関係のない話だ。

確かに、ふるさと納税のポータルサイトなんかは完全に通販サイトなので、自分自身がどこの自治体に寄付をしたのか覚えていないというか、そもそも知らずにしているという点ではちょっと問題かもしれない。

あと問題といえば、旅行券などの換金性の高いものがある点だろうか。

HISなどの旅行会社が提供しているそうだが、これなんかは旅行会社の社員が会社のオーナーなどに直接営業をしているようだ。

HISとしては自治体から旅行券の発注があればもうけになるので、営業しない手はない。

この辺まで行くとなんというかモラルがなく、下品な感じがある。

 

とはいうものの


問題があるかもしれないし、一部モラルハザードが起こっているが、あまり気にせずふるさと納税を楽しめばいいと思う。

どう楽しむかポイントになる。

お米に、お肉に魚介類と食べたいものを探すのもいいかもしれないが、それだと味気ない。

個人的には今回は住んだことのあるところ、行ったことのあるところを中心に見てみようと思っている。

あとはちょっと住みたいなと思っているところもいいかもしれない。

 

地方自治体のHP


ふるさと納税のポータルサイトで返礼品を見るのもいいが、直接地方自治体のHPへ行ってみるのもいいと思う。

異常に見づらいHPの自治体や、変なマスコットを前面に出している自治体などさまざまである。

仕事柄、税金情報を見るために各自治体のHPを見ることが多く、HPが自治体でさまざまであることに驚く。

個人的には神奈川県のHPが見づらさナンバーワンだ。

ちなみにどこの自治体のHPにも同じ特徴がある。

ホーム画面から欲しい情報を探そうとしても一向に見つからないという点だ。

これは結構問題だと思う。

あとは税関係なんかだとその仕組みについて、自治体それぞれで解説をしているのだが、どこの解説もたらたらと文章を書いていて、理解に時間がかかる点も問題だと思う。

この辺は総務省とかが一括して分かりやすい説明資料を作成して、各自治体に配布するなどして統一した方がいいと思う。

 

ふるさと納税について考えるはずが、自治体のHPダサい問題になってしまった。

 

長野県の大町市

お気に入りのWEB

ほぼ一日中パソコンに向かい合っている。

PCがなくなるとどうなるか。考えても無駄で、今のがなくなったり壊れたりしたら新しいのをすぐに買いに行く。

先日surfacebook2が充電できなくなって、バッテリーがゼロになったときはちょっと途方に暮れたが、とりあえず椅子に座り本を読んで過ごした。

そんなPCで何をしているのかというと、税務と会計のソフトが入っているのでそれで決算書や申告書を作ったり、エクセルとパワーポイントで資料を作成したり。

あとはちょっとわからない税務の取り扱いについてインターネットから知恵を拝借する。

このホームページもインターネットを利用して作っている。

OneNoteですることを整理したり、今後の事務所の展望を書き留めたりしている。

ということで、PCは仕事道具として一番重要なものであると再認識したので、ケチらずにいいPCを買うのがいいと思った。

今回はよく使うwebサービスの紹介。

 

GmailとGoogleカレンダー、Googleフォト、Googleマップ


いつの間にかGoogleはいろいろなところに浸透している。

メールに、カレンダーに、写真。

スマホのGPSで行ったところまで記録され、それはマップとフォトに位置情報として残っている。

個人的に好きなのはGoogleフォトで、これのおかげで10年前とかの写真もちゃんと残っている。

初めて海外旅行に行ったのが13年くらい前で、この頃の写真が残っていないのが少し残念。

 

全国地価マップ


https://www.chikamap.jp/chikamap/Portal?mid=216

相続税のシミュレーションのときなど、不動産の評価をするが、その際には路線価等という評価の基礎になる価格を調べる必要がある。

合わせて固定資産税の基準になっている価格や、公示価格など、不動産を譲渡する前の試算などで必要となることがある。

このサイトではこれらの路線価や固定資産税の路線価、公示価格を横断的に見ることができる。

使い勝手はかなりよい。

 

moneytree


https://app.getmoneytree.com/login

自分の銀行残高に、クレジットカードの使用履歴、交通ICカードの履歴など、全部まとめて確認できる。

個人事業主なので、交通費をまめにつける必要があるが、これを確認すれば、いつどこに行ったのかがすぐに分かる。

分散している銀行預金の残高もひとまとめにして把握できるのがいい。

 

online radio station


http://www.radio.com.lk/

スリランカのラジオを聞ける。

いつも仕事中はここでラジオをかけている。

一日中シンハラ語のラジオを聞いている。

シンハラ語はまだ理解できていないので、言ってることは分からず、頭に入ってこないのでとてもいい。

視聴者と電話するコーナーが面白くて、恥ずかしくてひとこと発声して切ってしまったり、電波状況が悪くてすぐに切れたりするが、コーナー担当者も慣れているのでそんな状況にもしれっと対応するのが面白い。

 

3年前の今頃、メキシコへ自転車旅行へ行っていた。

また行きたい。

リタイアしたらぜひ行こう。

Dropboxとかonedriveとか使った方がいい

surfacebook2がついに充電するのが困難な状態になった。

2018年6月に購入して4カ月しか使用できていない。

サポートには何度か連絡していて、1回目はACアダプタの交換を提案された。

昨日アダプタが来たので、早速交換したが全く充電できず。

サポートに連絡すると本体の交換を提案された。

で、交換にあたっては先にこちらの手元にある本体を送らいないといけないらしい。

送った本体が向こうに到着後5日程度で交換品が来るとのことだった(笑)

1週間程度PCがなくなるわけで、仕事に支障があると伝えてもそういう決まりとしか返ってこずだったが最終的に、担当者が一度持ち帰って検討するとのこと。

 

充電できない原因


昨日サポートに連絡した後に分かったのだが、本体の充電口の接触不良が原因だ。

マグネット式のアダプタが本体側の充電口に刺さりつつ引っ付くのだが、刺さった部分の接触が悪いらしい。

アダプタの向きを少しずらすと充電が始まった。

ただずらし続けるにはその部分を触り続けるか、何かで固定するかしないといけなくてかなり不便だ。

ちなみにサポートの話では、接触不良の相談が少なからず来ているとのことで、不良率は高そうだ。

製品の使い勝手はとてもいいと思うが、充電しづらいとなると使い物にならない。

 

今日はクラウドストレージの話


前職に10年くらい前に就職して、その時にDropboxを社内で利用していて、そのままDropboxを使い続けている。

デューデリの仕事とかに行くとこういったクラウドでのファイル管理は便利だと感じる。

例えば、クライアントから資料を入手した際、誰かが入手した資料を保管すれば、ほかの人も閲覧可能になる。

レポートもいちいちメールでこれが最新版とやり取りしなくてもいい。

メールでのファイルのやり取りは2人程度でやり取りしてればいいのだが、人数が増えてメールの量が増えてくると管理できないというか、見るのも嫌になるし、探すのも大変になる。

苦労して探した挙句、古い資料でしたということがあるが、なんというか馬鹿みたいだ。

一人で仕事をすることになった今でもDropboxは便利で、出先でスマホでデータを確認したり、今回のPCが充電できなくてサブのPCを利用する場合など、Dropboxを使っていなかったらデータを取り出して、なんとかしてと大変なことになっていたと思う。

 

Dropboxじゃなくてもいい


前職の流れでDropboxを利用している。

外注の仕事を受けるときにフォルダを共有してもらったりするので、どうしても利用せざるを得ない面もある。

ただ、個人的にはMicrosoftのonedriveでいいのではないかと思い始めている。

理由は年間12,000円くらいの利用料で、office365が利用できて、かつ1TBのストレージが利用できるからだ。

Dropboxも年間12,000円くらいだったと思うが、どう考えてもofficeが付いてくるonedriveの方がお得だ。

onedriveの場合はエクセルとかをオンラインで編集して共有できる機能もあるので、これなんかは面白い使い方ができそうな気がする。

 

中小企業でもクラウド


新幹線でエクセルをパチパチしている方を見かける。

財務報告なんかを月々したりするのに独自の資料を作成しているのかなと思ったりするが、こういった資料こそ社内でオープンにすべきだと思う。

大阪に本社があって、東京に支社があるというような場合でもクラウドサービスで資料を共有すれば、郵送とかメールとかの手間が省ける。

ぜひ導入すべきだと思う。

 

写真を見返していたら出てきた。

堺にあるリーズナブルな焼き肉屋。

店内が煙で真っ白、机や座布団は何となく油でねっとりしている。

2018年9月の買い物

台風が過ぎ去った。

この前の台風がありかなり身構えていたが、今回のはそこまでではなかったように思う。

ただ、瓦が落っこちたりしていたので、風は強かったみたいだ。

家の屋根を一度点検しないといけない。

以下は9月に買ったもの。

本ぐらいで、電子機器は購入していない。

 

・IT化と士業業界縮小の潮流にみる 「専門特化型」への税理士事務所の挑戦 佐藤信佑著

・仮装経理の実務対応 粉飾決算をめぐる税務上の取扱い 鈴木清孝著

・必要なものだけ事業承継 佐藤信佑著

・シンハラ語の話し方 増補改訂

 

佐藤信佑率高い


この方は公認会計士・税理士で、もともとトーマツにいらしたが、10年くらい前に独立され、組織再編専門の仕事をされている。

職員はおらず、一人でされているそうだ。

前職の頃からこの方の著書には大変お世話になった。

税務系の本は毎月結構出版されているが、どうにもこうにも役に立たない本や、条文をかみ砕きすぎた本、肝心のところが分からないのかはっしょっている本などが多い。

そんな中、この方の著書には知りたいことが書かれていて、かつ新しい発見もある。

今回購入した専門特化型の本は、相続を専門にする税理士法人の代表との対談であったが、なるほどなーと思いながら読んだ。

事業承継のやつは何というか、事業承継のコンサルタントが普段考えているスキームやその選択などを文書化したもので、目新しいものはなかったが、これから事業承継に取り組もうとされるコンサルタントの方などにはいいのではないかと思った。

 

その他の本


仮装経理のはなんで買ったのか忘れたが、粉飾をしている法人は結構多く、粉飾を修正する場合の手続きなどについて改めて整理しようと思ったのだと思う。

個人的には粉飾はその場しのぎでしかなく、そのあと真綿で首を絞められるようなつらさがある。

いつばれるか分からないし、ばれたときのリスクは計り知れない。

シンハラ語の話し方は、シンハラ語を勉強しようと思い購入した。

新しい言葉を勉強するのは楽しい。

 

surfacebook2が全く充電できなくなった。

バッテリー残量は10%。

新しいACアダプターと無償交換してくれるらしいが、なんかいろいろ不安だ。

不安や憎悪を

また台風が来るそうだ。

前回の教訓を活かして何かしたいところだが、頑丈そうな知り合いの家に避難するくらいしか思いつかない。

家自体は借家なので、外的な損傷があれば家主が修理してくれる。

この辺は賃貸のいいところだと思う。

 

話は変わって憎悪の対象のこと


仕事をしていて結構いろいろな人と関わる。

ある会社でちょっと浮いていた方が会社を退職した。

詳しくは知らないが、社内の人間関係がうまくいってなかったと思われる。

うまくいかなかった理由としてその人の性格や人との接し方があると思う。

ただ、その理由が実際に周りの人に嫌と思わせるきっかけになるのにはタイミング的なものがあると個人的に考えている。

例えば、その人の他に性格が悪くて、周りの人から嫌われている人がいたとすると、その人はそこまで嫌われなかったと思う。

一般的な職場やグループ、団体では必ず憎悪の対象というか、いじめられる対象が生じる。

無意識のうちにそういった対象を求めるし、生じさせるのだと思う。

 

ニュースとかでも


ニュースを見ていたりすると、いつも下品だなと思うが、物事を判断するのに必要なさそうな事を細かに報じたり、一方的に非難したりして、見ている人(読んでいる人)の好奇心と合わせて憎悪の気持ちを煽っている。

これも先ほどの集団があると憎悪の対象が生まれるのと同じ原理だと思う。

朝日新聞やその関連のネットの記事を読んだり、先の退職した人のことなどを考えていて、人は憎悪対象を求めているということをふと思った。

朝日新聞や、テレビなんかは意図的にそういった気持ちを煽るようなことをしている気がする。

伝えようとする情報にかなり私的な感情が込められているからだと思う。

情報以外のものが入ってくるので、情報を受け取る側の気持ちが揺れる。

 

意識していないもの


基本的にはどんな人にも無意識のなかにそういったものを求める気持ちというのはあると思う。

またタイミングや状況が重なるとそれが表面化して、社会生活の中で実際に憎悪の対象となる人が生まれたりする。

それがしょうがないかどうかというのはまた別の話で、個人的にはそういう気持ちが潜在的にあるということを理解することがまず大事だと思う。

注意しないといけないのは、メディアやマスコミはそういった気持ちが人にあるというのを分かったうえで、意図的に人の気持ちを煽るような記事を書いたり、放送をしたりしている点だ。

これは何というか報道の自由とかそういう問題ではなく、メディアによる人の気持ちのコントロールであると思う。

情報を受ける側としては、その記事や放送が意図的にそういったことをしている、していないは判断できないが、そういった効果があるということを理解したうえで、情報に接しないといけないと思う。

 

かつ丼を大盛りで食べたい。

ステンディングデスク導入後1か月

スタンディングデスクを導入して1月ほど経過した。

すっかり立って仕事をするのに慣れてしまった。

導入してよかったこと、不便なことなどをまとめた。

 

よかったこと


立ちっぱなしだと疲れるので、途中休憩のために座ったりする。

この際、タイマーで仕事と休みの時間を管理しているが、スタンディングデスクだとタイマーによる管理がしやすい。

立っているときと座ったり休憩したりしているときでメリハリがつくからだと思う。

また、座った状態だと仕事と休憩の線引きがあいまいになって、仕事中にネットサーフィンというのがいつものパターンだったが、これがなくなった。

仕事中に眠くなることもなくなったと思う。

調べものなども立って書籍を読んだりする方がむしろ効率的に調べているような気がする。

 

不便なこと


お客さんのところや外で仕事をするときに立って仕事ができないのが気持ち悪く感じる。

そのくらいだろうか。

 

その他


寝る際、足の裏がとても疲れているのを感じる。普段座りっぱなしだったためだろう。

立ち仕事により足の筋肉を座っているときよりも使っていると思うので、エネルギー消費量も増えていると思われる。

腰への負担は軽減しているし、肩回りが何とも言えない痛みに襲われる現象もここ最近ない。

今のところいいところしかない。

 

スタンディングデスク。

みんな導入すればいいと思う。

というかもう9月が終わる。

暑かった7月、8月もだいぶ前のことのようだ。

surfacebook2に不具合

surfacebook2の充電に不具合が生じている。

ACアダプタからの充電の場合、PCとACアダプタは磁石で引っ付いて接続される仕組みになっている。

PC側のアダプタ受け口はSDカードリーダのような形状で、アダプタは上下どちらからでも引っ付くようになっている。

これが順方向から引っ付けると充電できるのだが、逆方向からだと充電ができなくなった。

 

サポートに連絡した


連絡時点では逆方向からだと充電できないことに気づいていなかった。

サポートに連絡するとまずは延長コードが原因だと言われた。

購入してから4カ月経つが、いつも延長コードから電源を確保している。外出先でもだ。

直接コンセントにさすと確かに充電が始まったので、充電が始まったのでその旨を伝えたところサポートを切ろうとした。

いつも延長コードで使っているの急になるのはおかしいといことで、私の方でアダプタの向きを変えたりしていると逆方向だと充電できないことが判明した。

判明後サポートがリモートでPCの状態を見たりしたが、結局アダプタを交換することになった。

 

大丈夫か?


アダプタというよりかは、PCの充電受け口に問題がある気もするが、とりあえずアダプタを交換して様子を見る。

順方向だと現状でも充電はできるのでそうしているが、そうするとUSB-Cが使えない。

USB-Cが使えないとHDMI接続もできないので、サブディスプライが使えずとても不便だ。

surfacebook2の問題点はほかにもあって、キーボードとディスプレイの接続状況が不安定になったり、エクセルの挙動が不安定になったりすることがある。

いいPCだが、この辺の問題が結構でてくるので、安心して使える状況ではない。

なんか順方向の充電も不安定になってきた。

文句ばかり言っているとPCの機嫌を損ねそうなのでこの辺にしておこう。

 

 

問題のアダプタと充電口。

ところで作業場の小学校で運動会の練習が行われていている。今日は通しの練習をしているようだ。

応援の練習に行進の練習、先生の意向に沿うように練習させられて、どこかの国みたいだ。

ベルギーへ行く

11月2日から1週間ほどベルギーへ行く予定をしている。

もちろん観光だ。

友人に会いに行く。

 

インド経由の友人


10何年か前にインドへ行った。

インドのゴアというところで、日本人の方と知り合った。

その方がたまたま大阪の人で、帰国後に大阪で再会した。

その人はバックパックで色々まわっていたようで、インド以外で出会った人もその時に何名か来ていた。

そのうちの一人がこれもたまたま奈良の人で、やり取りをするようになった。

何年か前にベルギーの方と結婚し、ベルギー在住になり、1回会いに行った。

昨年家族でうちに来てくれて、妻がベルギーに行きたそうだったので、今回行くことにした。

 

したいことはあまりない


友人に会えたらいいので他の予定はない。

美術館とかもそんなに興味がないということで、街をぶらついてビールを飲む日々を過ごしそうだ。

朝市と街ブラとカフェとビールが楽しみだ。

自転車を持って行こう。

レンタカーがあればなおいいような気がする。

一つ気になるのはテロで、トラックが暴走したり、銃の乱射のニュースは結構聞く。

あまり人の多い街とかには行かない方がよさそうな気もしている。

 

前回は2013年8月に行っていたようだ。

会社の夏休みを利用していった。

仕事のことが気になりすぎて楽しめなかった記憶がある(笑)

税務弘報とカレー屋のこと

税務弘報の10月号に新事業承継税制について中小企業庁担当者のインタビューが載っていた。

制度の趣旨と申請関係の2部構成だったと思う。

覚えていることとしては、制度の趣旨上10年間の期限に延長は考えられないというようなことがあった。

2018年から10年のうちで期限を設けて急かすのが目的なので、今から延長をにおわせると承継が進まないとのこと。

あと、今回の新事業承継税制の特徴として後継者を複数選択できるのと、先代経営者以外からも株式の取得ができる点にある。

この辺の申請時のポイントについても触れられていた。

 

民法改正


相続関係の民法が改正されるそうだ。

自筆証書遺言について、今まで自宅のタンスや仏壇に保管していたのが法務局で預かる制度ができるらしい。

その他、配偶者居住権や遺留分などについて書かれていた。

相続の案件というのは普通の税理士事務所をしているとほぼ縁がない。

年1件あればいい方で、年1件のために細かいところまで制度を把握するのはなかなかしんどい。

申告書作成ソフトの維持費用もかかる。

ということで、相続申告はTACTやチェスターといった相続関係の専門のところへ依頼するのがいいのかもと最近思っている。

 

あと今回の税務弘報には新事業承継税制の条文を読み込むというのもあった。

taxMLという税法関係の情報を書いているブログがあり、これの執筆者たちが事業承継税制の条文構成についてあれこれ言っている内容だった。

記事自体はあまりだったが、ブログは面白い。

http://taxmlcheck.jugem.jp/

 

カレーを作る意欲が湧いてきた。

どこかでカレー屋できないかな。

なんとなく税理士啓蒙

税理士になる方法はいくつかある。

試験を受けて合格するのが一般的だと思っていたが、税務署から転向するというのも一般的なルートだ。

何十年か働いていると税理士資格をもらえるらしい。

会計士や弁護士になると税理士の登録も可能だ。

あとは、大学院で税法か会計学なんかを専攻すると、税理士の試験科目がいくつか免除される。

 

試験を受けて合格するには


全部で11科目あり、このうち必須と定められている2科目と、必須選択科目2科目から1科目、7科目のうちから2科目合格する必要がある。

(必須)簿記論、財務諸表論

(選択必須)法人税法、所得税法

(選択)消費税法または酒税法、相続税法、国税徴収法、事業税又は、住民税、固定資産税

 

試験のシステム


5科目は一度に合格する必要はなく、毎年1科目取得とか、10年かけて5科目取得して試験に合格するとか人それぞれだ。

試験は年一回8月の1週目の火、水、木に開催される。

合格発表はその年の12月頃だったと思う。

 

試験の内容


科目ごとで異なるが、概ね税法ごとの計算問題と、論文問題で構成されている。

計算問題は法人税なら法人税額を計算して、相続税法なら相続税額を計算した記憶がある。

論文は出された問題に条文を記述する。

なので、条文を暗記する必要がある。

 

難しいのか


合格率はあまり高くない。

1科目ごとの合格率は10%切るくらいで、毎年の5科目合格者は2%くらいらしい。

ただし、受験者には勉強していない方とか、記念受験の方も含まれるので合格率はもう少し上がるはずである。

実際に受けた感想としては、根気さえあればなんとかなるというのが感想だ。

試験は計算と論文があるが、計算は過去の問題を暗記して、条文はとにかく暗記してしまえば試験で何とかなる状態になる。

発想力や、クリエイティビティはなくて大丈夫な試験だ。

 

受験者が減っているらしい


税理士の受験者が大幅減らしい。

見てみると、私が受けていたころで5万人だったのが、2017年では3万人になっている。

確かに減りすぎだが、私が受けた頃が就職氷河期の末期で、今はどこも人で不足で就職にあまり困らないという状況が受験者減の1つの原因だと思う。

就職できるのにわざわざ試験を受ける大学生はなかなかいない。

ただし、売り手有利の就職市場だが、こういった場合、就職した会社で40代、50代を迎えたときに荷物にされる可能性が高い。

これを見据えて、大学生のうちに税理士や会計士の試験を受けるというのもありかもしれない。

 

税理士面白いのか


個人的には自由なので面白いと思う。

大学生の頃の税理士のイメージは電卓をたたいて、一日中机に向かっている感じだったが、そんなことはない。

お客さんに会うのが好きであれば、そういう仕事ができるし、事業の再生がしたければそれも選択できる。

もちろん、一日中机に向かう働き方も選択可能だと思う。

外国と関わりたければ国際税務という選択肢もある。

私の場合、大学生の時のイメージのまま受験をして就職をしたが、この辺はいろいろあることを知ったうえで受験する方がいいと思う。

 

税理士試験に合格したのが10年くらい前で、そのころの写真があった。

あまり変わっていない。