スリランカ本は結構出ていて、カレーのレシピ以外にもいろいろ。
・南の島のカレーライス 丹野富雄
スリランカの食文化に関する本。
スリランカにいたことがある人だと、読んでいるうちに情景が浮かぶと思う。
巻末に少しレシピが載っているが分量や詳細が不明なのが不親切だと購入当初は思っていたが、散々作って何となく要領を得た今では、なるほどなるほどと思いながらレシピを見ることができる。
・シンハラ語の話し方 丹野富雄
南の島のカレーライスの方の語学本。
シンハラ語の文法、用法などがかなり詳しく解説されている。
カタカナで読み方も書いてあり、かなり親切だと思う。
CDもあるようなので、ぜひ買うべきだと思う。
・スリランカ学の冒険 庄野護
スリランカの文化について、いろいろな分野に切り分けて解説している本。
スリランカの風景も文章の中に記載されており、読んでいるとイメージがわいてくる。
オートリキシャの経営学に、暗殺の政治学、サリーの服飾学など、扱うテーマが面白い。
・スリランカを知るための58章
これもスリランカの文化を解説している本であるが、先ほどのスリランカ学の冒険に比べて切り分け方が直球。
歴史について、戦争について、生活習慣について、宗教について、教育制度についてなどといったことが細かく記されている。
読んでいて面白いという感じはないが、ためにはなると思う。
以上、スリランカ本の紹介。
こういった本は、行ってから読むと、情景が浮かんでよい。